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執筆者の写真みれんぎじゅく

★あなたのお子さんも特別な人かもしれない! ギフテッドって何?【幼児・小学生のママ向け】


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本が紹介されました!  ◆ダ・ヴィンチニュース 読みたい本がここにある

1人でも多くの子供達が、一つでも多くのご家庭が笑顔になれれば嬉しく思います。

日本になじみのない、「ギフテッド」という言葉

アメリカ・カナダや欧州では一般的に認知されています

日本人でもちゃんといるんです!

最近では 2014年春、14歳でカナダの名門大学5校(トロント大学、UBC、マギル大学、SFU、

ビクトリア大学)に奨学金付きで合格した話がニュースでも話題になり

日本でも少し知られています ※★ギフテッドって何? 2017年3月6日の更新記事になります

引用:Wikipedia

と定義されています

学問、言語能力、記憶力、芸術性、創造性など多岐にわたる分野において

ギフテッドの子ども達は高い潜在能力を生まれつき持っています

よく誤解されるのは、

ギフテッド = 高偏差値、高学卒(高学歴)、エリート

と言われています

ギフテッドに関する全世界共通の明確な定義は現在もなく、

アメリカでは州ごとに異なる基準(1993年、アメリカ教育省)を持っていますし、

カナダや欧州の基準や定義も様々です

ギフテッドとアスペルガー症候群は全く異なる概念で、

ギフテッドとアスペルガーのお子さんには共通する特徴が多く、

特に日本ではギフテッドという概念がそもそも存在しないため

ギフテッドがアスペルガー症候群と診断されるケースが多くあります

明確な原因は現在もわかっていません

アスペルガー症候群のお子さんの中には、特定の事物や行動に

強いこだわりをもっているお子さんが少なくありません

その強いこだわりを活かして、

ある分野で能力を開花させることも近年知られてきました

熱中しすぎて集団の中で孤立し、コミュニケーションが弱い傾向も見られます

そのため、ギフテッドとアスペルガーのお子さんが一見すると

共通の特徴に見えがちです

★ギフテッドは能力の強みが先にきて、こだわりを強めていくという点が異なります

★アインシュタインはギフテッドの1人です

彼は1879年にドイツに生まれたユダヤ人の物理学者で、

1921年にノーベル賞を獲得しています

彼のIQはおよそ 180程度だったと言われおり、

相対性理論を唱えるなど顕著な業績を残しています

しかし彼は3歳まで言葉を話さず、社交性に問題を抱えていたといいます

ギフテッドの中には彼のように能力の凹凸(際立った能力の強みと弱み)を

持つ方も多くいます

★エジソン 1847年2月11日にオハイオ州生まれた発明家&起業家で、

エジソンは「粘土を2つ足したらひとつになるのに

どうして1+1は2なのか?」と質問し、教師を困らせたり、

なんにでも疑問を持ち危険を顧みず実験しようとして

問題を起こしたりと、小学校を3か月で退学になりました

退学後、お母さんが家庭教師をして勉強を教えました

お母さんはエジソンの疑問に懇切丁寧に答え、

実験に関しては人命に関わることでなければ、

興味の向くまま自由にさせていたと伝えられています

冒頭ふれたように実はギフテッド教育(GATEやTAG)が進んでいるカナダ・欧米諸国では、

現地でギフテッド教育を受けている日本人のお子さんが多数います

ただ単に日本では関心がないため報道されないだけですが…

その中にはギフテッドを誇りに思っているが、

「特別、違う、独特、変わっている」などと表現されることを

非常に嫌がるお家の方(親)もいらっしゃいます

またギフテッドという認定は光栄に思う反面、

特殊教育機関に置かれることを嫌う人もいます

これは欧米とは異なり日本の教育では、特別支援教育=障害児教育という

一方向の社会認識が定着してしまっているのが原因です

さらに診断方法にも違いがあります

世界ではギフテッドは教育機関(学校)、障害は医師と明確に分けて診断し、認定をします

日本では、教育機関でなく主に医師や医療関係者からギフテッドと診断される事も

病気や精神病と誤解される理由の1つになっています

日本のお医者さんはギフテッドを認めていないので…

日本は受験システムにより、テストの採点結果で評価され、

カナダ・欧米社会のように本人の持って生まれた

高い知性、想像力、独創性、洞察力、芸術性などの

才能や資質能力を伸ばし受け入れ還元される社会システムや環境が整っていません

さらに、特異で高度な資質が排他や妬(ねた)みの対象になりやすい文化が日本にはあります

日本国内においてギフテッドの定義が浸透しないのは、

上記理由と共にカナダ・欧米の機会平等主義に対して

日本が能力平等主義であることなどが諸外国から言われています

アメリカのギフテッド認定基準で明確に分けられています

①本来自分が持っている能力 ⇒ ギフテッド

②早期教育で小さい頃から勉強が出来る ⇒ ギフテッドと認定されやすい(ハイアチーバー

この勉強(テスト)が出来るお子さんを「ハイアチーバー」と言います

アメリカの認定試験では本来の「ギフテッド」と

早期教育や幼児教育で伸びている「ハイアチーバー」

を区別しています。※ただし、本人(保護者も当然)にはどちらなのか知らされません

よく日本で「英才教育、幼児教育、早期教育、○○式」で高い学力を身につけたお子さんは

ハイ・アチーバー(High achiever高達成児)

ハイリー・ケイバブル(Highy capable高能力)と言われます

ハイ・アチーバーで「ギフテッド」と認定されたお子さんと、

本来の「ギフテッド」のお子さんの違いは、小学生では殆どわかりません

はっきり違いが出るのは中学生(ミドルスクール)からだそうです

それは、ハイアチーバーのお子さんは常に勉強家、自分で努力して成績があがります

そういうお子さんは小さい時「天才!」ともてはやされても

詰め込み型教育だった為、努力や勉強をやめると、

「大人になったらタダの人」になってしまうんです

そして大きくなるにつれて(思春期)自分の意思で行動するようになった時、

「親に言われたから」と素直に勉強していたお子さんは

親に言われた位では反発して勉強しなくなるケースも少なくないとか…

もちろん、努力と勉強をし続けて、立派な有名大学を出るお子さんも沢山います

日本では基準や認定機関、一般認識がないため、

天才児!なんて受け止める方もいらっしゃいますが、

現実は親や先生、時にはお医者さんもその特徴に気付くことが難しく、

悲しいことに、時にはいじめの対象になったりもします

子どもをが「ギフテッド」と認定されラベリングすることは

現状の日本では精神的負担にもなるので慎重(オススメしません)になってください

私の周りにもギフテッド傾向のお子さんが散見されます

おそらく、本来のギフテッドだと予想されます

その様なお子さんと接していると、

「なぜ? どうして? なんのこと?」など質問が非常に多いです

その質問に1つ1つ丁寧に答える(考えさせる)ことこそが、

そのお子さんたちへ一番大切な学習だと感じています

念のため、

「ギフテッドの才能を伸ばす」事は出来ますが、

「こうすればギフテッドになれる」という方法はありません

ギフテッドは現在 10~15%存在すると推定されています

つまり 40人クラスだと 4~6人はギフテッドの子供が混じっていることになります

ただし、ギフテッドの種類や区別があるので個人差が大きいです

現在、ギフテッド判定を受けるには英語サイトでテストを受けることが可能です

本当の病気と個の特性(生まれ持った才能や気質)が日本で広く認知されるまでは

お父さん、お母さんが気づくしかありません

あなたのお子さんに特別な才能や気質があって

気づくことができれば…

とてつもなく大きく伸ばせる才能や気質があります

【次回予告】ギフテッドの特徴

-おしまい-

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次回をお楽しみに♪

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