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  • 執筆者の写真みれんぎじゅく

★小学生と中学生では 検定試験の目的と目標、意味が違います


わが子の「自ら学習するくせ」を育てる 親の上手な「促し方」 定価1300円+税







★本のまとめはこちらです!




Are You HAPPY? 1月号に掲載されました!




全国 38都道府県、118の図書館で蔵書されました ※2020年1月4日現在

カーリル [地域の図書館検索サイト]




本が紹介されました! 

◆ダ・ヴィンチニュース 読みたい本がここにある


1人でも多くの子供達が、一つでも多くのご家庭が笑顔になれれば嬉しく思います









先週は令和元年度最終の漢字検定試験お疲れさまでした!


合否は別として、皆さん 力を出し切れたと思います


今年度締めくくりとして改めて三大検定試験について


おさらいしておきましょう









各都道府県によりばらつきがあるものの、


埼玉県の公立高校などのように、


全ての学校で「英語検定」「数学検定」「漢字検定」について


それぞれ級を指定して(英語検定3級以上・数学検定3級以上・漢字検定4級以上)


入学試験で内申点に加算して入試を実施している自治体があります




また私立高校でも入試前の募集要項で一定の合格基準が示される中、


上記の英検・数検・漢検の取得級に応じて多くの学校で


合格基準が緩和または加点されています




つまり、


指定の検定合格級を取得していると「合格しやすくなる!」


志望する高校にもよりますが、


コツコツ積み重ねた努力は受験の時に力を発揮します


実際、傾向として当日の試験でも級を持っている受験生のほうが


持っていない生徒よりも高い点数を取得します




特に漢字は中学生になってから筆順・部首は学校の授業で学びません


従って別途、試験対策が必要になります


これを中学生になってからやるのでは物凄い労力と時間が必要になります


最悪の場合、受験の時に指定級合格が間に合わない…なんてことも




世間では目安として合格までの学習時間が1ヶ月だの3ヶ月だのと


言われていますが、


その子供によって状況は違います


だから、個別で指導して確実に自分のチカラで前進する習慣を身につけてもらう




私が小学生のうちに漢字検定5級、算数検定6級取得を目指して指導する理由は


・中学生時の検定試験に対する学習量負担を減らすこと


・受験時までに募集要項の指定級合格を確実にすること


・志望校の試験対策の時間を作ること


なによりも…


・志望校(自分で決めた進路)に少しでも合格しやすくすること



上記の理由から日々指導しています


志望校の選択肢は想像以上に広がるんです



このことから、検定試験合格級取得が必要ではなく、


すでに見え始めたAIやロボット社会で大人になった時に


自分のチカラで前進する習慣が必要だと考えています












1、英語検定

リスニングの他、面接(口頭試問)があり、


英検に特化した対策が必要で進学塾や学習塾ではなく、


英検に特化した英語塾の通塾がオススメです


常に耳から英語が入ってくる環境と英語を話す環境が必要です


試験は1次試験・2次試験からなり、


1次試験に合格した者のみが2次試験を受験することが出来ます





2、数学検定

普段の学習がとても大切です(特別な対策は必要ありません)


Webでも過去問が無料でプリントできますので力試しと確認する程度で十分です





試験は各級とも「計算技能検定」と「数理技能検定」に分かれ、


同一日に連続して行い、両方それぞれに合格・不合格が出ますが、


両方とも合格して受験級の取得が認められます




片方のみ合格した場合は次回検定で合格したほうの試験が免除され一部検定料も免除されます


免除期間は翌年度3月までに制限されます


計算技能・数理技能いずれも一般的な問題で構成されているので


学校の定期テストと同様です




ただし、中学生の数学は数学検定という名称から


小学生が対象の算数検定6級合格レベルの基礎と応用力が必要です


中学生前までに算数検定6級を取得して


しっかりとした土台が出来てないと数学は点数が伸びないばかりか、


分からなくなってしまいます



4月から中学生になる皆さん!


4月に算数・数学検定があります この時に算数検定6級合格を目指してください






3、漢字検定

残念ながら、テキスト学習が必要になります


小学校と違い中学生は授業で漢字を個別に学習することはありません


つまり、筆順・部首など中学生になるとほとんど勉強しなくなる分野の問題が


検定試験で出題されるため、テキストを使った学習が必要です


小学生のうちに5級取得しておくことをオススメします


4級から対象漢字数も多くなり、少し難しくなります


漢字は決して暗記しないように! すぐに忘れます


言葉の意味をイメージして学習しないと「同じ読みの漢字を書け」という問題で


「どっちだっけ?」となってしまいます








最後に

いかがでしたか?


各検定試験の学習に費やせる時間は小学生と中学生では大きく違います


中学生は定期試験の勉強もしなければ内申点そのものが


大きく下がってしまいます



また、高校入試のように指定合格級というラインの存在も違います


指定合格級の有無で入試における合格のしやすさ、入試に対するストレス軽減や


志望校入試対策に費やせる労力や時間も大きく変わってしまいます


こればかりは偏差値が通用しない世界です



以上の事柄から私は検定試験受験は必要だと考えています


日本の入試制度が今後、大きく変われば別ですが


残念ながら…今の所、変わる予定はありません



-おしまい-





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